2015年10月31日

新居の様子と周辺の光景

新居に引っ越して、早くも一ヶ月が過ぎようとしている。
結局、金橋路の東側の一ヶ月3,000元のところに引っ越した。
間取りは1L+Kで、元の住居と大差ないが、内装はかなりランクが落ちる。
4階南向きで日当たりはよい。

P1040390.jpg
リビング。椅子が無駄に多い。
壁は、子供の落書きがひどかったのを、大家が約束どおり塗りなおしてくれた。
出入り口と扉で隔てられているのが救いだ。

P1040385.jpg
寝室。収納は多いが、扉がちゃんと閉まらない。

P1040387.jpg
台所と出入り口。
やはり少し古いタイプの内装だ。

P1040388.jpg
洗面所もある。
ちゃんと温水も出るところがよい。
その他、シャワー室に浴槽がある。日本ではわざわざ特記することではないが、中国に来てからは浴槽がある住居は初だ。
とは言うものの、浅いし狭いしで、まだ一度も湯を張っていない。

このように、見てくれはよくないが、一応ひと通りそろった住居だ。
以前の居住区は楊高中路沿いで、車の騒音が少しあったが、今は金橋路の高架道路が近いものの川を隔てていてそこそこ距離があるので、夜がとても静かなのがいいところだ。

IMG_20151025_143220.jpg
居住区の周囲には、「金橋老街」という古い町並みが残っている。
現在、中環路や地下鉄の建設と共に、取り壊されつつある。

IMG_20151025_143439.jpg
この「金家橋」付近の川岸に、最後の古い街が残っている。

IMG_20151025_143207.jpg
高架道路の中環路は10月から開通しているが、下の道はまだ工事中で、こんな風に無理矢理通っている。
右の建物は、取り壊し中だ。

IMG_20151025_143334.jpg
瓦葺の古いタイプの屋根が、趣がある。高架道路とのコントラストが不思議だ。
こんなにぼろぼろの建物の中に、結構な割合でエッチな床屋があった。中国ではこういう状況はよくあるのだが、何でこういう地区にそういうお店が集まるのかはよく分からない。

IMG_20151025_143452.jpg
右のほうなんかは完全に取り壊されているのに、こんなところによく住む。

IMG_20151025_143554.jpg
建物撤去事務室。ここもぼろい。
この一帯には、瓦礫の山になっている区画も結構あり、残された建物も1年後にはなくなってしまうのではないかという気がする。
それでお決まりの高層マンションが立ち並ぶんだろう。
2年後に地下鉄9号線が開通すると、駅が間近になるので、その頃にはこの辺も綺麗になってマンションも売れて政府はまた儲かるというわけだ。
この国では物権などあってなきが如しだ。
部屋の値段もまたバカみたいに上がってるし、中国が物価が安いというのは上海ではもうすっかり過去の事だ。
ラベル:上海 住居
posted by からみもち at 22:54| 上海 | Comment(1) | TrackBack(0) | 生活環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月25日

引越し先探し

9月一杯で今のアパートから引っ越さないといけない。
ここ数週間は、週末になると物件探しに出かけ、いくつか見て回った。
今住んでいるのが、月3,000元の1LDKで、内装も良いほうだ。
内装のランクは、大体「豪華」「精装」「中等」「簡装」「毛胚」の5つに分かれる。
「毛胚」というのは、内装が何もしてない、コンクリートや配管がむき出しの状態のことだ。
中国のマンションは、一般的にはこの「毛胚」の状態で購入し、内装は各自で行うので、同じ棟でも内装がバラバラなのだ。
この中で、今住んでいるのは「精装」で、住み心地は悪くなかった。
問題点を強いて挙げれば、リビングにエアコンがないことと、ゴキブリが出ることと、洗濯機の脱水の音がやたらうるさいことだ。
なぜ引越しするかと言うと、賃貸契約から1年がたち、大家さんが、この部屋を売りたいから契約は更新しない、と言うからである。
中国で暮らしてから初めてのケースだが、契約なのでまあ仕方がない。
と言うわけで、新居を探し始めた。

手始めに、現住居を探すのにお世話になった不動産屋に当たってみた。
そしたら、今あんたが住んでいるランクの部屋だったら3,500元くらい出さないとだめだ、マンションの値段が上がってるんだ、3,200でも少し落ちる、と言われた。
たった1年でそんなに変わるわけないだろ、せっかくまた来てやったのに金儲けしようとしやがって、と内心思い、話を切り上げ、他の不動産屋にあたることにした。

探したのは、金楊地区、金橋地区、それから上南地区。
通勤の便利さとかラッシュ時の混み具合とか部屋の値段とかを総合的に検討し、やはり6号線沿線に落ち着いた。
探す方法としては、自分は、まずはネットで地区の大体の価格帯や住居区の雰囲気なんかをつかみ、ネットの情報は部屋の写真も使いまわしで値段も低く書いているので、信用せずに、地区だけ見当をつけて、実際に現地に行って不動産屋に適当に飛び込みで情報を貰ったり部屋を見せてもらったりする。
まずは、とりあえず今住んでいるところの近くの金楊地区を探したが、希望通りのものはなかった。
2,800元の部屋を見せてもらったが、「簡装」もいいところで、前に住んでた1,800元の部屋の方がまだましなレベルだった。
しかし、これ以上のものになると、3,500元のものになる、と言われた。他の不動産屋でも似たり寄ったりで、「精装」の部屋を探すとなると3,500元くらいしてしまうのは、どうやら本当のようだった。
ネットで、中古マンション物件の価格情報を見ると、浦東新区で去年より12%も値上がりしており、信じがたいのだが、去年3,000元だった部屋が今年3,500元というのもあながちでたらめな値段ではないらしい。

一つ難しいのが、自家用車を停めるスペースがある住居区がなかなかない。
固定の駐車場がある住居区でも、固定の場所に空きはなく、住居区内の空いてる路上に適当に停めるしかない。
さらに少し古い住居区では、そもそも通路が細くて車もろくに停められない。
ということで、引越し先を探すのにもだいぶ限定されてしまう。
そんな事情なので、結局候補に残った部屋は2つしかなかった。

一つは、1階の1DKで、2,900元。内装は今の住居以上にきれいで、駐車スペースも十分にある。
問題は日当たりで、不動産屋は南向きで日当たりがバッチリだなんて言ってて、見に行ったときには確かに日が差し込んでたのだが、後で地図で確認したら、窓は北西向きで、夕暮れの西日が差し込んでいただけだった。

もう一つは、4階の1LDKで、3,000元。内装は「中等」クラス。日当たりが良い。
おまけに壁一面に子供の落書きがしてある。水色のクレヨンのようなもので、全ての部屋に壁一面に書いてある。何処か狂気を感じさせるくらいだ。しかし壁の落書きは、上から塗りつぶしてしまうそうなので、問題はないようだ。
しかし、周囲の環境が少し問題で、現在中環路の建設工事をやっていて、地下鉄の駅に行くのにその道を通るので、その工事が終わるまでは通勤時に埃っぽい思いをしないといけない。
さらに、居住区の北東にショッピングモールを建設中で、北側にもマンションを建設中で、南側の楊高南路もジャンクションを建設中という、周囲が建設工事に囲まれているのだ。
工事もそのうち完成するときが来るので、しばらく耐えれば後は快適になる、かも知れない。

この2つでしばらく悩んだが、結局、4階の落書きがひどい部屋にした。
1階の部屋の方が、周囲の環境や駐車スペースなどはよかったのだが、1階で窓が北側というのがよくない。
レンガとコンクリートで作ったアパートの1階なので、冬に暖房と加湿器をつけてるとカビが猛烈に生える、というのを蘇州の最初に住んだアパートで経験している。
1階だからベランダもなく、布団も干せない。
しかしやはりどちらも物足りない部分はあり、引っ越すのもいまいち気が進まない。

まあ住めば都なんだろうが、と毎回言っている気がする。
ラベル:上海 住居
posted by からみもち at 23:59| 上海 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 生活環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月08日

転職して1ヶ月

9月になった。
すでに猛暑ではなくなり、夜も冷房を切っても寝付くことができる。
暑いのには変わりないが、職場でも部屋の前に氷を置いて風を送るというような大げさなことはやらなくてもよいくらいにはなっている。

仕事のほうは今のところほとんど部屋にこもって訳文のチェックをやっていて、あまり動くことがない。
思いの他仕事が多く、以前みたいに気になった箇所をいつまでも調べてるようなペースでは締め切りに間に合わない。メリハリが必要になる。
一日中机の前でパソコンの画面に向き合っていることが多い。
おまけに個室で作業しているので、勤務時間中一言も口を聞かず、誰とも顔を合わせずに一日を過ごすこともしばしばある。
仕事は、電子メールで秘書を通して来る。
メールの文面は、担当部門と締め切りだけ書いてある至極簡単なものだ。
だから、お客さんがどういう人で、どういう経由でこの仕事が来たのか、という情報が何一つない。
ただ、メールで送られてきた文書に目を通す、という作業を孤独に繰り返す。
そして、誰とも口を利かずに出社し、退社する。
何か少し人体実験でもされているような気になる。どれだけ孤独に耐えられるか、というような。
そして、ちょっと古いが、『LOST』のデズモンドってこんな気分だったのかな、と久々に思い出した。
自分と入れ替わりで辞めた前任者にも顔を合わせたことはないが、どんな感じだったのだろうか。

まあちょっと大げさに書いているが、今は大体こんな感じで仕事をやっている。
職場で自己紹介もしてないし、特に紹介してもらってもないし、座席表なんかもないので、どういう人たちが働いてるのか未だによく分かってない。
自分も賑やかにやりたいほうではないので、これはこれでよいと思っているが、規模に比べて日本人が少ないので、こういう感じも最初のうちなのではないかという気がする。
ラベル:上海 仕事
posted by からみもち at 02:29| 上海 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 職場にて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月07日

猛暑真っ只中

上海は今週とても暑かった。
先週まで日本に帰っていて、東京も暑かったが、上海はさらに暑い。
一昨日なんかは日中39度まで上がったらしい。
朝の通勤時間でもすでに暑く、地下鉄の駅まで歩いて汗かいて汗たらしながら満員電車に乗る、という苦行を毎日重ねている。

8月からは職場が変わり、前の職場から歩いて10分くらいの別の職場で働いている。
以前蘇州で働いていた会社の上海本部なので、知っている人も何人かいる。
蘇州時代には、何もしてくれないで取り分だけ分捕っていくと思っていた上海本部を、今度は中から見てやろうというわけだ。
部署が多い割に日本人が少ないので、仕事が次々に来るのはまあいいところだ。
自分には個室が与えられ、専用のオフィスで仕事をするという、これも初体験だ。
個室と言っても、大学図書館の読書室みたいなもので、机と椅子と本棚だけの狭い部屋だ。
そして、間の悪いことに、猛暑でオフィス内の温度が異常に高くなり、ぼろいビルなのでエアコンの性能が追いつかず、さらに悪いことに個室にはエアコンの通風孔もないので、とても蒸し暑くなる。
一人一台扇風機が用意されているが、それでも追いつかないくらい暑い。
ついには、氷が出てきて、送風機の前に氷を置いて、風を冷やして涼をとる、ということにチャレンジする。

b_000810.jpg
送風機とその前に置かれた氷。
こういうのは前の職場ではまず見ることのない光景だ。
これでも涼しくならず、何人かは西日の当たらない涼し目の側のデスクに引越ししていった。
この職場は座席が部署ごとに固まっておらず、みんなばらばらで、おまけに引越しも自由という、そこだけ見るとIT企業みたいだなと思うが、実際はぐだぐだな感じが積み重なってこうなっている。
この氷だって庶務課長みたいなおじさんと副社長みたいなおじいさんが腰を庇いつつ台車から降ろしたものだ。
しかしこういうたまに身体を動かす機会があると何故か張り切って楽しげなのは、おじさんの万国共通の性質なのだろうか。
つまり分かるとおり、ゆるい職場なのだ。
自分にはこっちの方がいいかも知れない。
暑いのは困りものだが。
ラベル:上海 仕事
posted by からみもち at 02:11| 上海 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 職場にて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする