2010年05月07日

黄果樹大瀑布

今年の労働節は、貴州省の黄果樹大瀑布に行ってきた。
そう言えばなにげに貴州省は初めて行く。
なんでもアジア最大の滝だそうで、確かにでかかった。
Huangguo01 さすがに労働節なので、すごい人出だ。
貴州は旱魃だったらしいのだが、この2日前に大雨が降り、滝の水量もこのくらいまで回復したらしい。
もう少し先まで行くと水滴がかかってくるくらい勢いがある。
Huangguo02 真正面から撮った。
下のほうに虹が出ている。
この滝の中は洞窟になっていて、観光できるようになっている。
Huangguo04 やはりすごい人出だ。
水が結構かかってくるので、雨具が必要。

この黄果樹風景区は入場料180元で、この滝のほか、あと2つ風景区を観光できる。
風景区間は専用タクシーで通行し、1日で50元とられる。
結構高いのだ。
それで、この黄果樹瀑布のほか、天星橋風景区というところに行った。
Huangguo05 この風景区は「天然の盆栽」とか言われているみたいで、まあそんな風景がたくさんあり、2時間くらいで見て回れる。
Huangguo06 一番の見どころ、何とか瀑布だ。ガイドブックでよく出てる。
このほか、鍾乳洞や岩の橋なども見どころ。まあそこそこ楽しめるが、他の世界遺産クラスの自然と比べると見劣りする。

交通は、まず貴州省省都の貴陽まで飛行機で行き、それから貴陽体育館バスターミナルから「安順」という町へ行くバスに乗った。貴陽から安順はバスで30元ちょっと、2時間弱の道のり。
安順南バスターミナルから黄果樹までは直通バスが数十分に一本くらい出ていて、1時間半くらいで着く。13元。

安順の町には2泊したが、基本的に何もない町。
宿は、西秀山賓館に泊まった。南バスターミナルから北に少し歩いたところにある。
Huangguo07 一泊180元とやや高めだが、外国人が泊まれる宿がここで、しょうがなかった。

安順の名物は川魚らしく、魚料理を屋台で食べさせてくれる。
Huangguo08 こんな風に炭で豪快に焼いてくれる。
魚を焼いた上に、野菜炒めをかけて調理してくれるようだ。
この顧府街という通りが屋台街になっていて、こういう店がずらっと並んでいる。
顧府街は、白塔がある十字路から塔山東路を東に歩き、最初の十字路を左に行ったところだ。
Huangguo09 この通りでは、この鍋を食べた。片片魚という魚の鍋。
重慶風の鍋で、微辛にしてくれと言ったのにこんなに真っ赤なのが出てきた。
おかげで翌日の午前中はホテルを出れなかった。

タグ:貴州 旅行
posted by からみもち at 01:29| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅行観光(中国南西部) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月27日

同福客桟(稲城)

同福客桟は、去年の夏の旅行で行った中で一番思い出に残っている宿だ。
四川省西部の「稲城」にある。
この「同福客桟」という名は、有名な娯楽系時代劇ドラマ《武林外伝》の舞台の宿から取っているらしい。
http://bn.sina.com.cn/z/wulinwaizhuanonline/
《武林外伝》は、テレビをつけるとどこかのチャンネルで必ずといっていいほどよくやってる。
中国人だったら誰でも知ってるんじゃなかろうか。

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この同福客桟もテレビに負けないくらい奇怪な人物が集まる宿だった。
ドミトリーが20元、はいいのだが、パスポートもチェックしないし、押金もないし、領収書もなければ登記もしない。
2006年8月当時はそんな感じだった。今は分からない。
金の支払いも、晩でいいよ、晩で、という感じでかなりいい加減だ。
老板(マスター)らしき人も、ひげの人と帽子をかぶった人の2人がいるが、どっちが老板だか分からない。
どっちだ?と聞くと、あっちが老板だとか自分はただのウエイターだとかそれぞれが言う。

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これは、ひげの老板。今、バーを作っているところ。
自分も椅子を作らされた。

一仕事終わると、食事の時間だ。
屋外のテーブルで、客も一緒になって料理を食べる。
食事代は、なぜか請求されない。ものすごい適当だ。(2006年8月現在)

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夜はみんなで酒を飲む。
何か想像上のユースホステルってこういうところなんじゃないか、という光景。

最近、この宿のHPを見つけた。
同福客栈稻城青年旅舍旅馆 亚丁背包徒步旅行之家
けっこうちゃんと作られてて驚き。
ひげの老板の写真も出てて、かなりおかしかった。

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http://www.inoat.com/blog/article.asp?id=81
「詩人、温泉にて」というタイトル。
この目線の向こうには偉大な理想が見えているらしい。
やっぱこの人ネタにされるんだ、という感じだが、センスのあるネタの仕方だ。

稲城には、亜丁やこの宿の他に、チベット族の村や寺もあって、行くのは大変だが結構面白い。

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レンタサイクルでちょっと郊外へ出ると、こんな光景が広がる。
村人たちは必ずあいさつしてくるので、気軽にかえそう。
子供が写真撮ってくれ、と駆け寄ってくるが、金を要求されるので気をつけよう。
まあアメを一つずつあげるか、一人1元くらいあげれば十分なので、大したことではないが。
タグ:四川 旅行
posted by からみもち at 03:17| Comment(1) | TrackBack(0) | 旅行観光(中国南西部) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月17日

剣門関

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剣門関は、剣門蜀道の入り口にあり、前近代では漢中と成都を結ぶ要衝の地だ。
蜀滅亡時に姜維がここを守っていたことで有名だ。
今は、別ルートで高速道路が通り、剣門を通る古蜀道はあまり交通量はない。
剣門関は、成都と広元を結ぶ高速道路を外れ、20キロほど入った山中にある。
両側が険しい崖になっていて道幅は狭く、さすがに「天下雄関」だ。

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この剣門関の近くには、姜維の墓もある。
墓と言っても土が盛ってあって碑が建っているだけで、それほど立派ではない。
すぐ周りがトウモロコシ畑で、墓前に線香を焚きに来た気配もない。
蜀漢の大将軍がこんな形で永眠してるとは。
姜維という人物に対する評価の現れだろうか。

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ここ剣門関の名物は、なぜか豆腐だ。
言い伝えによると、
姜維が剣門関を守っていたとき、この付近一帯がひどい干ばつに遭ったという。
唯一大豆だけが沢山取れ、姜維は湖北地方出身の将士に命じ、豆腐を作らせた。
その豆腐で兵士は栄養をつけ、士気を高め、ついに」艾率いる魏軍を敗走させたという。
まあありがちな話だ。
結構豆腐料理の店もある。
肝心の豆腐の味はというと、とくにおいしくない。
ちょっとチーズっぽいとろみと臭みがある。
「姜維豆腐」という店もちらほらある。
姜維にあやかるんなら墓をなんとかしてやれよ、と思うのだが。

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ここ剣門関は、それなりに観光客もいるみたいで、泊まる宿もちゃんとした宿が何軒かある。
ただし、交通がひどく不便だ。
ろくにバスターミナルもない。
ここから出て成都に向かうのは、ちょっと大変だった。

まず、高速道路が走っている「剣門新城」という町に出ないと行けない。
しかし、バスが走ってないので、乗り合いタクシーを捕まえないといけない。
捕まえるのは簡単だが、満員にならないと発車しない。
もしくは、個人でチャーターする(「包車」という)しかない。
幸い剣門新城に行く人は結構いるみたいで、ちょっと待っただけだった。

剣門新城に着くと、バスターミナルもないし、バス停すらない。
どうすんだと途方に暮れてたら、バイクタクシーのおっちゃんが親切にしてくれた。
バイクに乗って道なき道を進み、高速道路の下の崖まで行き、崖を登って溝を跳び越え、さらに柵を越えて、高速道路まで出た。
おっさんの後を付いて、崖を登って溝を跳び越え、柵を越えた。バックパックを背負ってだ。

高速道路に出ると、料金所が近くに見えた。
で、おっさん何するのかと思ったら、高速バスが見えたら手を振り始めた。
それでまた、高速バスも止まってくれる。
当然急には止まれないので、30メートルくらいバックパック背負ってダッシュする。
止まってくれたよー!という興奮で、なりふり構わず走って、おっさんへの礼もそこそこに急いでバスへ乗る。
バスに乗れば乗ったで、バスが傾いたときに天井の空調から水が降ってきてバッグがずぶぬれになったりしたが、またそれは別の話だ。

とにかく、バイクのおっさんがいなかったらあの町から出れないところだった。
まさに感激不尽だ。
タグ:四川 旅行
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2007年01月13日

香格里拉(中甸)

香格里拉(xiang ge li la)は麗江からバスで北に4時間くらい行ったところにある。
つい最近まで「中甸(zhong dian)」という名だったが、2002年に「香格里拉(シャングリラ)」にしたようだ。
「シャングリラ」はヒルトン著《LOST HORIZON》の中で描かれた楽園で、位置や風土などから専門家達が大体この辺だろうとしたのが中甸のある地区のあたりなので、思い切って名前を変えたらしい。決して、泡姫たちが天国さながらのサービスをしてくれるような場所ではない。
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香格里拉は、大理−麗江−中甸−徳欽−波密−ラサとつながる「茶馬古道」の北路(南路は、大理からミャンマー方面へ抜ける)沿いに位置し、昔から栄えていた街だ。
香格里拉市街地の見所は、市街地の西寄りにある古城地区と、郊外にある「松賛林寺(song zan lin si)」だ。麗江から近いせいか、外国人観光客が多く、古城地区には洋食屋やカフェが目立つ。
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松賛林寺には、3路バスで終点まで乗れば着く。門票は30元。
この街は元々はチベット族が多く住む街で、この寺もチベット仏教の寺だ。チベット族の特色あふれる建築群を手軽に楽しめる、なかなかの観光スポットだ。
チベット仏教の寺は日本の寺とだいぶ違う。外見はもちろんだが、中身も、本尊の前に僧侶の写真が飾ってあったりする。
仏像も、あぐらをかかずに椅子に腰掛けてる。
坊さんたちも、並んでお経を上げるまではよいが、姿勢を崩したりよそ見してへらへら笑ってたりする。
本堂の中を見学してると、坊さんに声をかけられた。そして、坊さんに言われるがまま、「聖水」をちょっとなめ、頭につけ、ろうそくに火をともして供台に供え、おからと灰を混ぜて固めたような変な物を食べさせられ、挙げ句の果てに20元取られた。
坊さんがこんな露骨なぼったくりやるんだ、と感心する。

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香格里拉古城地区は外国人向けの客桟が多く存在する。ユースホステルもいくつかあり、泊まったのは「古城国際青年旅館」だ。20元。


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古城の坂の上の広場では、夜になると地元民が集まってみんなで踊る。毎晩毎晩、何時間でも踊る。外国人も混じっていいようだ。フォークダンスみたいに手をつないだり、盆踊りみたいに手をひらひらやったりして踊る。速さは、盆踊りの2倍速くらいだ。なかなか速く、ついていけそうもなかった。


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香格里拉は外国人向けの施設も整っているし、麗江と違って完全に観光地化されてしまってはいない。難点は、郊外へ遊びに行くのにツアーがないので、バンを自分でチャーターしないと行けないところか。一人で郊外へ遊びに行こうとすると、かなり値段がかかる。標高も3,000メートルくらいのところなので、それなりに頭が痛くなる。それらを差し引いても、行ってみる価値はあると思う。麗江に長居するよりははるかによい。
タグ:雲南 古鎮 旅行
posted by からみもち at 00:37| Comment(1) | TrackBack(0) | 旅行観光(中国南西部) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする