2012年05月30日

婺源(Wu Yuan)A

前回の続き。
清華鎮を朝イチで出発し、景婺黄高速道路に乗り2つ目の出口で降り、30分くらい走り、「江岒風景区」に着いた。
この江岒は、なんといっても菜の花がみどころだ。山の斜面から平地まで全て菜の花で敷き詰められている。
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江岒風景区の麓から撮影。ちょっと靄っていてすっきりしない空なのが残念。でもこれだけ一面の菜の花は他では見られない。
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中国はこの時清明節の休暇中で、さすがに沢山の人出だ。観光客目当ての屋台もたくさん出ている。道路も片側は駐車されていて、道も一部渋滞していた。駐車スペースは、風景区の入り口を過ぎて200メートルくらいのところにある駐車場が結構空いていて、そこに停めた。
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ところどころ白い菜の花の畑もある。

江岒風景区は、この麓の入り口のほかに、山頂にも入り口がある。せっかく車があるので、とりあえず山頂に行ってみることにした。途中結構車が多かったが、改札を通り、展望台まで行くと、一番奥に駐車場があって、そこには車が一台も止まってなかった。展望台付近では路駐の車でごったがえしてるのに、100メートル離れただけで駐車場はガラガラなのが、いかにも中国人らしい。
山頂からは、こんな感じで菜の花畑が見渡せる。
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距離があるので、だいぶ靄が強くなってしまっている。水蒸気なのか花粉なのか塵なのか、よくわからないがとにかく心残りだ。

駐車場を出て、そのまま峠を下ると、次の撮影ポイントが。
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ここで駐車し、周辺を散策する。山のゆるい斜面に集落が散在し、隙間なく菜の花畑が広がっている。
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段々畑が全部菜の花で、それこそ果てしなく広がる。これだけ菜の花だらけだと、菜の花の匂いで気持ち悪くなってくる。
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集落の中は普通の田舎の村。観光客も多く、女性はほとんど菜の花で冠を作って頭に乗せてる。あれだけ咲いてたら勝手に摘んでも文句も言われないのかな。
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菜の花だけではなく、桜の花も咲いている。「中国一美しい郷村」と呼ばれるのも納得できる感じだ。

駐車場まで戻り、裏手の尾根を抜けると、また別の絶景が広がっている。
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朝に見た麓の入り口あたりをここから見下ろせる。車がない場合は下の入り口からここまで登ってきて、ここからさらに頂上まで歩く。歩いたら2〜3時間かかるんじゃないか。結構大変そう。

ここ江岒風景区は、婺源の中でも最も観光する価値のある地区なんじゃないか。ここに来ないと婺源に来る意味がない。来たら半日以上は観光したい。風景区の中の集落に宿もあるので、そこで泊まって早朝撮影に繰り出すというのもありだと思う。

次は、山を降り、江湾鎮へ行った。
清明節なので、付近はかなりの渋滞だった。江湾鎮観光のメインとなる古鎮はとにかくすごい人。
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恐らくツアーで行くとここは必ず来る感じなのかな。つまらない割に人の数が多い。
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奥にはこういう古い街並みが伸びる。いかにも観光用に整備した感じだ。
この江湾鎮は、観光のために開発した感が強すぎて、正直言って好きではない。渋滞もひどいし、行くのはおすすめできない。

その次は、「汪口鎮」へ行った。省道201号線を西へまっすぐ進むとすぐに着く。
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川沿いの風景の良い古鎮で、建物も古く、生活感もあり、なかなかよい。川くだりもある。
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この社廟はこの界隈で一番有名な建物のようだ。清代の建物で、中の彫刻も細かくてよい。
時間がなくて30分くらいしか観光しなかったが、この古鎮はもっとゆっくりしたかった。

その次には、「李坑鎮」へ行った。やはり省道201号線を西に進む。距離にしては近かったが、すごい渋滞で、かなり時間がかかった。通り沿いは旅館が立ち並んでいて、所狭しと路駐されていた。

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李坑古鎮。この界隈で一番敷地の広い古鎮っぽい。小川で遊覧もできる。途中には観光客相手のお寺もある。15分くらい歩くと集落に着く。
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李坑古鎮はすごい人ごみ。周囲に旅館が立ち並び、古鎮の中にも食堂が何軒もあるので、ツアーがこの古鎮を一日の絞めに使っているのではないか。
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古鎮の中には用水路が走っていて、雰囲気のある建物もあるのだが、いかんせん人が多い。古風な茶廊も何軒かあり、何人かで来たら楽しめそうだ。
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中国人観光客たちが夕暮れの古鎮の美景を写真に収めようと懸命になっている図。大した景色ではないんだけど、誰かが撮っていると自分も撮っておこうという集団心理が重なり合って最終的にここまでごった返す。けっこうありがち。
なかなかいい雰囲気の古鎮なんだけど、いかんせん人が多すぎて、ちゃんと食事もできず、10元のライスヌードルを食べて終わった。

こんな感じで、一応一通り観光が終わり、婺源界隈は宿の値段が跳ね上がり空き部屋を探すのも大変そうなので、景徳鎮まで移動してしまうことにした。
景徳鎮までは距離60キロくらいで、夜9時くらいに着いたものの、景徳鎮でも開いている宿がぜんぜんなく、見つけても外国人の宿泊ができない招待所だったり、開いてる手ごろな宿が見つからなかった。
仕方がないので、個室のある銭湯に泊まった。それなりにお金はかかったが、祝日で宿の値段が跳ね上がってることを考えると、お得だったかな。

片道6時間の路程を一人で運転し、結構きついかなと出発する前は思った旅だったが、やっぱり行った甲斐があった。特に江岒は見る価値がある。また同じ時期に行き、今度は快晴で空気がきれいなところを見晴らしのいい場所から撮りたい。
ちなみに自分は清明節ぎりぎり前だったので何とか宿があったが、どんぴしゃで清明節に行くと、事前に予約しないと宿は取れないと思う。
ラベル:江西 古鎮 旅行
posted by からみもち at 00:53| 上海 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | 旅行観光(華中地区) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
時間があれば、車で中国一周とか面白いんじゃない?PC持って穴場スポット巡りとか。いいネタがあれば本になるかもよ、台湾で活動してるあの人みたいに。
Posted by b_s at 2012年06月07日 00:27
お金があればね〜。あと4WDじゃないときついかも。まあそんな根性ないけど。
Kさんはまだ頑張ってるんだ?
Posted by からみもち at 2012年06月07日 17:43
Kさんは有名人だね。wikipediaに出てるくらいだし。市内だったらツーリング用自転車で散策して街撮りとか?
Posted by b_s at 2012年06月11日 01:48
wikiで出て来るって凄いね!ていうか誰が書きこむんだろうね?
市内でツーリングって、もしかしてそういうのやって欲しいの?街撮りって言ってもゴミゴミしかしてないけどね。自分の目にもあらゆるものが新鮮に映らなくなって久しいかも。気が向いたら街撮りもしてみます。
Posted by からみもち at 2012年06月12日 16:01
勉強で忙しいだろうから無理強いはしないが(笑)、街歩けば上海の今を感じさせる面白いビジネスとかありそうだよね。
Posted by b_s at 2012年06月18日 00:21
出不精なだけだけど。これだと中国のツィッターなんかをそのまま引用できないから不便だし。
Posted by からみもち at 2012年06月20日 02:22
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