2012年05月28日

婺源(Wu Yuan)@

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4月の清明節の休みに、婺源(Wu Yuan)というところに旅行に行ってきた。
婺源とは、江西省北東部にある自然豊かな美しい風景と明清代建築物がよく保存された農村を楽しめる地域で、「中国一美しい郷村」だと言われている。
とりわけ春の菜の花が咲く季節は最も美しく、中国全土から観光客がこれでもかと押し寄せる。

今回は、車を運転して行った。距離は500キロ弱、杭州、黄山を経由して高速道路を6時間くらい運転した。
高速道路料金は205元、それにガソリン代も加えると大体500元くらいになり、距離数と費用の数字が大体同じになる計算だ。
中国の高速道路は最高速度が120キロ(場所によっては80キロから110キロまで様々)で、そこまでスピードを出すと、我が愛車は4段変速のオートマ車で、アクセルを踏んで3,000回転くらいまで上げないと速度を維持できず、燃費が若干悪くなる。

それで、朝10時に出発し、午後4時くらいに婺源の町に着き、その日は観光せず婺源のホテルに宿泊。
この日はまだ清明節前だったので、100元で宿泊できた。清明節に入ると、ここから200元上乗せされるという。
翌日7:30に起床し、食事をしてから観光に赴く。見どころに着くと、まずは入場券を購入。婺源では、一帯の観光地をほとんど観光できるセット券を180元で販売していて、それを購入した。5日間有効で、ICカードで指紋認証で入場する。
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まずはこの「思渓延村」を観光した。
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菜の花畑に囲まれた美しい村だ。古い建物群と黄色い菜の花が同居するこういう画はなかなか見れない。菜の花の香りもすごい。
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菜の花が刈り取られたあとの風景。やっぱり地味になるけど風情はある。
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村の裏には菜の花畑が広がる。牛も飼っているようだ。

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次はこの「彩虹橋」。清華鎮にある。
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橋の全景。800年の歴史があるらしい。なかなか立派な橋だ。周りののどかな風景に見合わない立派さ。
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橋を渡っている途中。こんな田舎に不釣り合いなしっかりした橋だ。観光客が多い。団体ツアーも何組かいた。
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橋を渡り、少し上るとお寺がある。「唯一の江南建築様式の寺院」と銘打っている。明らかに観光客目当てで、よく見るとがっかりする。
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お寺の下には菜の花畑が広がる。奥に見えるのは彩虹橋。
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彩虹橋のそばの水車小屋から、飛び石が向こう岸まで伸びている。渡りたかったが、この人の多さに萎えた。

この後、1時間ばかり山道を北上し、「理坑」という村へ行った。途中の山道は、トラック一台分の道幅しかなく、ところどころ湧水が横切っていて、雨の多い時期は運転が大変そうだった。

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理坑の駐車場。この村はセット券がつかえない。入場料は30元。そのほか駐車代5元。
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こんな感じで、小川沿いに栄えている。古い建物ばかりの、山に囲まれたのどかな村だ。宿泊施設も何軒かある。
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こんな風に洗濯物が干してあったり、川で洗濯していたり、生活感にあふれている。まだそんなに観光地化されていない。
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村の奥の丘から撮影。低く古い建物ばかり。川沿いの山に挟まれた狭い平地に所狭しと立ち並んでいる。
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路地には石畳が敷き詰められていて、古めかしい感じが風情がある。田舎はやっぱり子供が多い。
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昔の議事堂の壁。毛沢東語録の下の批判表揚宣伝スペースには、今は子供の落書きが。時代の流れを感じさせる。
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川沿いの食堂で昼食を取った。油菜の炒め物と、筍ピーマン肉炒め。32元。普通においしかった。
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この村には、写生している若者が何人もいた。村の外の人たちらしい。観光客がそんなに多くないので写生するのにちょうどよいのかな。
この村は古い街並み以外何もなく、大きなお屋敷とか立派な社廟の類の目玉となる立派な建築物がないので、物足りなさは残る。

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その次は、「臥龍谷風景区」へ行った。こんなところにも金庸大先生の題字が。何かゆかりがあるのかな。
ここは渓谷沿いを歩くハイキングコースがあるだけで、とりたてて何もない。
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こんな感じの滝を脇に見ながら山道を登る。往復2時間くらい。ちょうどよいくらいの運動だ。
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山道の一番奥にある2つの滝の中の一つ。言わばここがゴールだ。雨季でないためか、水量がちょっとしょぼい。わざわざそんなに歩いて見るほどのものではない。本当にハイキングと森林浴のためと割り切らないと消化不良だ。

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その後、午後6時くらいに清華鎮に戻ってきた。本日はここに宿を取る。奥に停まってるのは我が愛車。山道を走りまわり、結構汚れてしまった。
この通りは清華鎮の中心から少し外れていて、宿が並んでいる他はあまり人気がない。
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部屋は清潔で、まだニスの臭いがするくらい新しい。100元。明日から値段が跳ね上がるらしい。
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近くには、やはり菜の花畑が。
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宿の近くの食堂で、夕食を食べた。右はワラビの炒め物。左はこの地方の料理で、豚バラ肉の角切りとジャガイモの千切りを蒸したか煮たかしたもの。なんか肉じゃがのような食感だ。ジャガイモに肉の生臭さが染み付いていて、いかにも家庭料理という感じだ。
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食事のお供はやはりご当地ビールで。

この日は、思渓→彩虹橋→理坑→臥龍谷と4つの観光地を回ったわけだが、これは車を自分で運転したからこれだけ回れたわけで、路線バスを使ったら理坑までが精いっぱいで理坑で1泊しないといけなくなっただろう。交通の便はそんなに良くなく、路線バスの本数も少ないようだ。場所によっては車をチャーターしないと行けない。
この日に見た観光地の一つ一つはそんなに大したことはないかもしれない。4つ回ったので、疲労感と相まって何とか満足できた。
数で稼いだ充実感があった。この次の日は素晴らしい景色を見ることができた。
posted by からみもち at 05:53| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅行観光(華中地区) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お!早速アップ!こんな所があるんだね。しっかり入場料とるところが中国らしい。やはり足があるとディープなところもマイペースで探索できるね。
Posted by b_s at 2012年05月29日 02:08
まあバスの時刻とか考えないでいいからね。ここは中国ではかなりメジャーな観光地かな。交通の便は悪いけど。
Posted by からみもち at 2012年05月30日 01:51
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